「る」がつくたびに話題が変わる

目玉焼きは英語ではなんと呼ぶのだろうと思って調べてみたところ、卵料理は全般的に「fried egg」と呼ぶのだそう。我々が普段目玉焼きと呼んでいる

ヨーロッパに旅行に行くならば、せっかくならEU加盟国間の移動にパスポートを要さないことを利用して複数の国に行ってみたい。ドイツのノイシュバンシュタイン城やイタリアのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会、フランスのエッフェル

モッツァレラチーズに目と口を描き、ストップモーションで後方宙返り三回ひねりをさせたことはある

ゲン担ぎのゲンは江戸時代に流行した「逆さ言葉」によって縁起を起縁、つまり「ぎえん」と呼んだことが由来なのだそう。「ぎえん」が変化して「げん」になり、験という漢字が当てられたのだという。「パスピエ」から「パスペ」や「家」が「え」になる

フジロックを主催したのは下駄を履いたティラノサウル

パノプティコン馬場が気がかりな夢から目覚めた時、自分がベットの上で1匹の巨大な片岡鶴

都道府県の名前には、使ってはいけないあの一文字は使われていないことに気がついた、今まで慎重に言葉を選んでいたが、これで一安心だ。これからは何も気にせず自分の思いを綴る

ある

おわり

今回の「る」を使ってはいけないという縛りはかなり神経を使った。気分転換に旅行にでも行こうかと思う。問題はどこに行くかだ。アルゼンチンもいいがペルーも捨てがたい、るるぶトラベルを眺め、ベルベル人のルールあるあるを呟きながら、私は旅行先を絞る。

季節の変わり目

季節の変わり目になると、時の流れの速さにいつも驚かされる。春の桜や夏の蝉、秋の紅葉に冬の雪など、目に見える形で自然は我々に季節の訪れを伝えてくれる。しかし、季節によって変化するのは自然だけではない。我々人間は、季節の変化に合わせて服装を変えたり、扇風機やこたつなどを引っ張り出してきたりする。季節に合わせて、人も変化するのだ。季節による変化はそれだけではない。それぞれの季節に行事があり、節分やクリスマスなどに合わせて、街も変化する。特にコンビニやスーパーなどには、その変化が顕著に現れる。例えば節分だったら福豆や鬼のお面、クリスマスならチキンやシャンメリーなど、行事に合わせた商品が陳列される。クリスマスになると街はライトアップされ、どこからかクリスマスソングが流れてくる。先人たちが自然に感動し、和歌を詠んでいたように、現代ではバンドや歌手、アイドルなどのアーティストたちが、街のイルミネーションなどからインスピレーションを受けて、季節にちなんだ曲を歌う、我々はそれを聴いて再び季節に心を動かされる。今も昔も、時の流れというのは我々に感動を与え、常に刺激を与え続けるものなのである。

贈り物

誕生日などの祝い事の際に付き物なものがプレゼントである。私は学生なので友人の誕生日にプレゼントを贈ることが最も多い。その時に何を贈るかというのは毎回私の頭を悩ませる。相手のことを思い浮かべ、その人が何をもらったら喜ぶか、何をもらったら大切にしてくれるか、プレゼント選びというのは相手を見つめ直すいい機会なのである。私がプレゼントを選ぶ時に意識していることは必然性である。自分で買うのではなく他人からもらうことに意味がなければならないのだ。もう少し噛み砕いて説明すると、自分で買うほどのものではない、または買う勇気が出ないもの、プレゼントされなければ出会うことのなかったであろうものなど、プレゼントであることに意味があるものを選ぶことがプレゼント選びのポイントなのだ。あとは相手の記憶に残るようなものを贈ることも大切である。他人と被らないことも大事だし、印象的なものを贈ることを意識するべきだ。相手が少し驚くくらいのものがちょうどいいのである。少なくとも半年は何をもらったかを覚えていてもらいたいという意気込みでプレゼントの中に個性を詰め込むのだ。誕生日にプレゼントを贈るのは、祝福するためであるのと同時に、自分の誕生日に向けた投資でもあると考えている。なので、お返しをしたくなるようなプレゼントを贈るのが1番なのである。